スマートフォンは、今や生活に欠かせないツールです。
おおよそ2~3年ごとに買い替えが必要となり、継続的な支出として無視できない存在になっています。
我が家では現在、私と妻の2台を利用していますが、将来的には子ども用も必要となり、合計4台を保有することになります。
この買い替え費用をどう抑えるかは、家計においても大きな支出削減効果をもたらすポイントだと考えています。
その選択肢のひとつが「残価設定型」の購入方法です。
残価設定型にはメリットもあればデメリットもあり、賛否が分かれるところです。
私はどちらかといえば賛成派ですが、今回はあえて残価設定型に対して挙げられるデメリットを取り上げ、それに対して私の意見をぶつけながら整理してみたいと思います。
同時に、私自身の価値観の一端に触れられたらと考えています。
スマートフォンに求める前提条件
まず最初に、我が家がスマートフォンに求める条件を整理しておきます。
前提条件がずれると私の意見が理解し辛くなることもあるため、前提として提示しておきたいと思います。
- 夫婦二人はiPhoneを使用したい(子ども用についてはこの限りではない)
- Androidも選択肢にはあるが、妻がApple WatchやiPadを既に利用しているため、iPhoneの方が何かと都合が良い
- 最新モデルにこだわりはなく、お得に入手できる型落ちモデルでも問題ない
- バッテリー低下のストレスは避けたいので、2~3年ごとに更新したい
この前提を踏まえたうえで、残価設定型(以降、残価型と表記)のデメリットについて考えていきます。
今回取り上げるデメリット
残価型の購入に対しては、さまざまなデメリットが指摘されています。
主なものを挙げると次の8点かなと思います。
- 端末が手元に残らない
- 中古で売却できない
- キャリア縛りがある
- 返却条件が厳しい
- 総額が不透明でわかりにくい
- 長期利用に不向き
- 借り物感がある
- 返却しないと総額が同じになる
今回はこれらを順に取り上げ、私なりの考え方を示していきたいと思います。
もちろん価値観の違いによる反論はあると思いますが、他の価値観を否定するつもりは全くありません。
みんな違ってみんな良い、の精神です。
1. 端末が手元に残らない
残価型のデメリットとしてよく挙げられるのが「端末が手元に残らない」「自分のものにならないのは損だ」という点です。
しかし、私はここに大きな問題は感じていません。
スマートフォンは契約形態にかかわらず、日々の使い心地や性能そのものが変わるわけではありません。
目の前に一括購入したものと、残価型の同モデルがあったとして、それを判別することは不可能です。
また、最終的にどうしても端末を残したければ、返却せず買い取るという選択肢も用意されています。
したがって「手元に残らない=デメリット」とは必ずしも言えないと考えています。
結局は「所有感をどう捉えるか」という価値観の違いにすぎず、私にとっては契約形態によって満足度が下がることはありません。
2. 中古で売却できない
「一括購入なら、中古市場で売却して現金化できるが、残価型だと返却前提なのでその機会がなく、リセールバリューの高い iPhone では不利になる」という意見があります。
「1. 端末が手元に残らない」で述べましたが、残価型でも2年後に残価を一括で支払えば売却が可能です。
今回は、2年後に売却するというケースで考えてみます。
型落ちモデルを選択した残価型では、2年間の本体代はほぼ0円負担で利用できます。
2年後の残価を高く見積もって一括購入の約2/3としても、「実質購入価格」は一括購入よりも安く抑えられます。
初期費用についてもキャリアのキャンペーンなどで実質相殺できるため、残価型の仕組みを理解して選べば、むしろ有利に利用できる場合が多いと考えています。
3. キャリア縛りがある
残価設定型は特定キャリアのプランとセットで組まれることが多く、解約・乗り換えがしにくく、 「自由に通信会社を選べない=不利」と感じる人も多いようです。
これに対しては、デュアルSIMを利用することで自由度を確保することが可能です。
メインの契約は好みの通信会社を選んで利用すれば良く、 残価型のために新規契約が必要な場合でも、契約内容を確認すれば 実質0円に近い形で維持 or 解約可能な選択肢は十分あります(キャンペーンも豊富)。
複数回線を使う前提で考えれば、「メイン回線が縛られる」という制約は実質的に存在しません。
契約自体が手間という反論もあるでしょうが、機種の更新には何かしらのアクションは必要ですし、むしろその調整を工夫する手間も、自分にとっては趣味の範疇で楽しめます。
ここまでで、残価設定型に対してよく挙げられるデメリットのうち、「1. 端末が手元に残らない」、「2. 中古で売却できない」、「3. キャリア縛りがある」について整理しました。
後半では「4. 返却条件が厳しい」以降を取り上げ、さらに残価設定型の是非について掘り下げていきたいと思います。

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