住宅ローンをどう位置づけるか

住まい計画

セミリタイアを考えるとき、資産形成や年金の見通しと並んで、最大の壁となるのが住宅ローンです。
我が家も例外ではなく、月11.5万円の返済が2054年まで続きます。

試算を繰り返す中で痛感したのは、「このローンを抱えたまま年金受給まで乗り切るのは、相当なハードルになる」ということでした。
毎月の返済が家計にのしかかり、資産の取り崩しを加速させます。
その重みは、不安を大きくする要因の一つとなります。

売却という選択肢が安心を生む

とはいえ、出口がまったくないわけではありません。
我が家の場合、セミリタイア時に住宅を売却すれば、残債をカバーできると考えています。
素人が調べた範囲ではありますが、周辺の相場と比較してもローン残高を上回る見込みがあり、いざというときには「売却で清算できる」という選択肢が残されています。

この選択肢を意識できるかどうかで、計画に対する心の余裕は大きく変わります。
「返済し続けなければならない」という縛りに囚われるのではなく、「いざとなれば売却できる」という柔軟さを持つことで、不安を抑えながら進んでいけるのです。

ローンを「賃貸」と考えてみる

住宅ローンを毎月の「賃料」として捉えてみると、月11.5万円という金額は少し割高に感じられるかもしれません。
同じ地域で賃貸を探せば、もう少し安い家賃で住める物件もあるでしょう。

良き隣人との出会いや、地域での安心感は、より低コストの賃貸であっても得られた可能性はあります。
ただ、結果論として私の場合は、絶妙なタイミングで住宅を購入したからこそ得られた出会いに満足しています。
そして、セミリタイアというものを具体的に考え始めたのも、この住まいを得てからでした。

そのため、住宅ローンはセミリタイアを阻害する「足かせ」ではなく、むしろ「この条件のもとでどう達成するか」を考えるための前提条件のひとつと捉えることとしています。
そうポジティブに受け止めることで、セミリタイアを不可能なものではないと認識し、前に進んでいくことができます。

セミリタイア後の住宅問題は別途検討

今の住宅については、セミリタイアの時点で売却するルートがほぼ確定しています。
したがって「この家をどう維持するか」という問題にはあまり悩まずに済みますが、同時に「その後どこに住むのか」という課題が新たに生じます。

選択肢として考えられるのは、賃貸に住む、もう一度持ち家を購入するかのいずれかです。
それぞれに費用面・自由度・生活スタイルの違いがあり、ライフステージや家族の希望によって最適解は変わるはずです。

この点については、セミリタイア計画の進捗や家族の状況を踏まえながら、別途掘り下げていきたいと思います。

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