セミリタイアに向けて、資産面の見通しは少しずつ形がつかめてきました。
一方で、もう一つ意識しておきたいのが「心への負荷の見通し」です。
これからの十数年のあいだに、自分の心がどのように変化し、どこで負荷が高まりやすいのか。
専門的な話ではなく、あくまで自分自身の備忘録として、少し考えておこうかなと思いました。
心の健康については、軽い言葉で語れるものではなく、「こうすれば避けられる」と断言できるような種類のものでもありません。
ただ、自分の働き方や生活の流れを見積もることで、おおまかに“こういうタイミングで負担が大きいのでは”という仮説は描けるのかもしれません。
今日は、セミリタイアまでの道のりを、心の変化という視点からゆるく見つめてみようと思います。
1〜3年後(駐在中)
まず、この数年間の駐在生活は、心の面では比較的ゆるやかな時期になるのではないかと思っています。
もちろん仕事には波があるし、本社から飛んでくるストレスの種はときどき降ってきます。
ただ、それでも距離があることで吸収しやすかったり、人間関係の面でも、いまの職場環境はかなり落ち着いているほうです。
とはいえ、調子が良いからといって油断するのも違う気がしています。
将来の変化に備えて、体力と気力の貯金をしておく意識が必要なのだろうと思います。
駐在後の2〜3年
駐在を終えて日本に戻ったあとの数年間は、自分にとって最も負荷が高くなりやすい時期になると思います。
理由はいくつかあって、まずは働き方そのもののギャップです。
海外では裁量の幅が広く、仕事のリズムも比較的自分で整えやすい環境にあります。
それが日本に戻ると、組織のルールや慣習、指示の細かさなど、駐在前との差も含めて向き合う必要がありそうです。
次に、役割の変化です。
現場寄りの実務から、管理職に近いポジションへと役割が移行していくタイミングでもあります。
調整ごとが増えたり、判断の範囲が広くなったり、良い意味でも悪い意味でも“仕事の質が変わる”ことで、心の使う場所も変わっていくのだろうと思います。
ここは、無理をして乗り切るより、自分の耐性を考えながら対応する時期になるはずです。
厳しければ転職を含めて環境を変えることも選択肢に入るし、逆に、自然と馴染むようであれば、そのまま数年を過ごすこともできるかもしれません。
その後転職した場合
もし駐在後の数年間で環境が合わず、転職という選択を取る場合、当然ながら新天地での働き方には新しい負荷が生まれます。
組織の文化、求められる役割、人間関係——どれも最初のうちは慎重に探りながら進める必要があります。
転職が必ずしも成功するものであるとは考えていませんが、転職してもよいという保険を自分の気持ちに置いておく、という考えです。
もし、環境が合うと感じられれば、4〜5年は自然と頑張れるのではないか、というイメージを持っています。
転職しない場合
もし転職を選ばず、いまの組織の中で働き続ける場合。
そのときは、これまで以上に「無理をしない」という方針を大切にしたいと思っています。
大きな役割を担うことが、必ずしも心の健康につながるわけではありません。
むしろ負担の大きさが、そのまま心の疲れに直結してしまう時期もあるはずです。
理想としては、帰国後の2〜3年で自分のペースを調整し、“評価を過度に上げすぎないように立ち回る”ことで、自然な流れで出世や大きな責任から距離を置ければいいのかなと思います。
そうそう思いどおりにはいかないのでしょうけれど。
他人の思惑に流されず、巻き込まれず、セミリタイアまでの期間を持続可能な形で働き続けることが大切だと思います。
そのためにも、少しずつメンタルの補強をしておきたいところです。
まとめ
セミリタイアまでの道のりを、心の変化という視点からざっくりと眺めてみました。
心の健康は計画通りにいかないもので、今の想像がそのまま現実になるわけではありませんが、おおまかな流れをイメージしておくだけでも、少し気持ちが軽くなるように思います。
特に40代中盤は、仕事と家庭の節目が重なりやすい時期でもあり、意識しておきたいポイントのひとつだと感じています。
とはいえ、今日書いたのはあくまで“見取り図”のようなもので、具体的な対策や深掘りは、また別の機会に考えていこうと思います。
大切なのは、心の調子を過信しすぎず、客観的に観察し続ける姿勢なのかもしれません。
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