海外での生活が長くなってくると、日常の感覚が少しずつ「現地基準」に寄ってくることを感じます。
現在の生活では毎月おおよそ600ユーロを食費に充てています。
その金額を、帰国後の日本での暮らしに置き換えてみたらどうなるのか。
今回は、帰国後の食費見積もり(月5~6万円)を前提に、現在の海外生活の食費を日本円換算して、暮らしのリアリティを確かめてみたいと思います。
食材の価格を比べてみる
特別に言及してきませんでしたが、現在はオランダで生活をしています。
食費の600ユーロを、単純に日本円に換算すると10万円を超える金額になりますが、物価水準が異なるため、単純に比較することはできません。
そこで、食材をいくつか選び、オランダの代表的なスーパーであるAlbert Heijnと、日本の一般的なスーパーの価格で比べてみました。
為替レートは、1ユーロ=176円で換算しています。

こうして見ると、全体的にオランダの方が1〜3割ほど高い印象があります。
特に卵やパンなど、日常的に消費する食材では差が出やすいようです。
一方で、乳製品や果物は価格差が小さく、むしろオランダが得意とする分野では割安に感じる部分もあります。
日本の価格は、選び方によってはもう少し安く抑えられるようにも思います。
とはいえ、物価の上昇が続いていることも考えると、今は「そんなもの」としておくのが現実的かもしれません。
ざっくり換算の結果
現在の食費は、月あたりおよそ600ユーロ。
単純に1ユーロ=176円で換算すると、日本円では約10万5,000円になります。
先ほど比較した6品目の相対価格を取ると、オランダの方が平均で1.55倍、中央値で1.36倍ほど高いという結果になりました。
この比率をもとに“日本で同じ感覚の買い物をした場合”の金額を割り戻すと、平均比(1.55)で約6万8,000円/月、中央値(1.36)で約7万8,000円/月となります。
つまり、この簡易的な換算では、600ユーロの食費は日本でおよそ6.5〜8万円程度の感覚に近いと言えそうです。
予想よりはやや高めの結果となりましたが、選定した品目によるブレもありますし、お試しの試算としては、まずまず現実的な水準ではないかと思います。
体感としてのユーロ感覚
普段の買い物をしていると、ユーロの金額をそのまま為替レートで日本円に換算して考えることは、ほとんどありません。
割高か割安かを考えるのに、感覚的には、「1ユーロ=100円前後」くらいでちょうど良い気がします。
たとえば、ガソリンが1.9ユーロ/Lであれば、日本では190円/Lほど。
食材もこの基準で見れば、ほぼ日本と同じか、やや高い水準といったところです。
この目安で考えると、いまの食費600ユーロは、日本円にしておよそ6万円。
もちろん、感覚換算で単純に安くなるわけではありませんが、日本ではお店や買い方の選択肢も多いため、うまく工夫すれば、先ほどの6.5〜8万円という試算よりも、もう少し抑えられる余地がありそうです。
まとめ
今回は、いまの食費を日本に置き換えたらどのくらいになるのか、そんな“生活感のチェック”という気持ちで試算をしてみました。
数字にしてみると、現状の600ユーロは日本の水準でおよそ6〜8万円ほど。
大きくかけ離れた結果ではなく、日々の暮らしの実感ともおおむね一致しているように思います。
海外での生活は、文化や環境の違いから、少なからずストレスもあります。
そのため、健康を第一に考え、過度な節約をするつもりはありません。
それでも時々、日本での生活感を思い出しながら、自分たちらしいバランスで暮らしていけたらと思います。
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