オランダの天気と幸せの感度

記録・雑記

オランダでの生活も、2度目の12月を迎え、もうすぐクリスマスです。

12月になると、日の出は9時前。
日の入りは16時半頃で、出勤時も帰宅時も真っ暗です。
しかも、昼間であっても空は曇っていることが多く、青空を見る機会は決して多くありません。

昨年の冬は、まさにそんな印象でした。
「今日も曇りか」と思いながら過ごす日が続き、灰色の空が当たり前、という感覚です。

ところが今年は、体感として少し違います。
毎日が晴れというわけではありませんが、雲の切れ間からでも青空が見える日が、去年より多いと感じています。

不思議なもので、昼間に少しでも晴れ間が見えるだけで、嬉しい気持ちが沸き上がってきます。
昼ご飯を食べたあと、寒さを感じながらも散歩に出ると、日差しがあれば、それだけでぽかぽかとした心地よさを覚えます。

こうした日々を過ごす中で、自分の中の幸せの感度が、思っていた以上に上がっているのではないかと感じるようになりました。

日本で暮らしていた頃は、晴れていることは、ある意味で当たり前でした。
だからこそ、雨の日や曇りの日は、少なからず気分が沈むものです。

一方、オランダでは、小雨や曇り空が当たり前で、晴れ間が見れれば儲けもの、と感じます。
自分のポジションによって、さまざまな物事の感じ方や見え方が変わるのだ、ということを実体験させられます。

この感覚を、そのまま日本に持ち帰って生活し続けることは、正直なところ難しいと思います。
環境が変われば、当たり前の基準も自然と変わってしまうからです。

それでも、「こういう感覚があったな」と、どこかで少しでも覚えていられたら、文字にして記録しておけば、セミリタイア後の生活の中身が、ちょっとだけでも濃くなるのではないかと思っています。

大きな出来事がなくても、特別な贅沢をしなくても、少しの晴れ間を嬉しいと感じられること。
この感度を、これからも大切にしていきたいと思っています。

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