セミリタイアと家族の理解:KY活動#2

セミリタイア計画

前回のKY活動では、セミリタイア前の収入減について検討しました。

それから一カ月ほど時間が空いてしまいましたが、今回は第二回として、セミリタイアKY活動を実施したいと思います。

今回のテーマは、「セミリタイアと家族の理解」についてです。

独身の場合であれば、セミリタイアは自分の意志と判断だけで進めることができます。
しかし、家族を持つ場合には、“自分だけの問題”ではなくなります。

計画そのものだけでなく、家族への影響や、価値観の理解、生活スタイルのすり合わせなど、考えておくべきことが増えます。
現時点ですべての答えは出せませんが、今把握しておくべき点を整理します。

セミリタイアは“自分だけの問題”ではない

セミリタイアは、収入の変化や生活スタイルの変化を伴うため、家族にも影響する選択になります。
特に家族を持つ場合、「自分だけの理屈で合理的に判断できれば良い」というものではありません。

教育費や生活費については、すでにセミリタイア計画の中に織り込み済みであり、セミリタイアの実行も子どもの自立後を想定しています。
そのため、子どもに対する直接的な影響は、ほとんどないと考えています。

問題は、おそらく“夫婦の関係性”にあります。

今回のKY活動では、妻の理解や協力をどう得られるのか。
その点に焦点を当て、現時点のリスクを整理してみようと思います。

妻の理解と、現時点での状況

私たち夫婦のコミュニケーションは、普段から良好です。
セミリタイアについても、避ける必要はなく、ごく自然な会話のひとつとして触れられる環境があります。

駐在中は専業主婦ですが、帰国後は妻自身の意思で働くことを希望しています。
私のセミリタイア計画自体は、妻の就労意思を妨げることはなく、生活面の直接的な影響はほとんどありません。

ここまでのところ、セミリタイアを語るうえで、大きな障害になる要素はありません。
むしろ、理解を得られていることへの安心感もあります。

しかし、今回のKY活動では、セミリタイア“前”だけではなく、“後”に起こりうるリスクについても焦点を当てたいと思います。

セミリタイア後に起こりうる摩擦

セミリタイアする前の段階では、数字の整理や計画の構築によって、多くの不安は対処できると感じています。
しかし、セミリタイア後となると、数字では語りきれない部分が浮かび上がってきます。

そのひとつに、夫婦間での摩擦が考えられます。

私のセミリタイアと同時に、妻もリタイアするかどうかは、まだ未確定です。
むしろ、継続して働きたい意思がある可能性もあります。

そうなると、“自分だけが働いていない”という状況が生まれ、無意識のストレスにつながることも考えられます。
たとえば、家事関連です。

  • キッチン周りの管理
  • 洗濯のたたみ方
  • 掃除の仕方

私に時間ができることで、従来妻が担ってきた領域(=“聖域”)に踏み込むことが、かえってストレスを生むリスクとなります。

家事をしてもらえると助かる、けれど、自分のやり方を維持したい。
その二つの気持ちは、必ずしも一致しないと思います。

努力で解決できる部分もありますが、妻のやり方を100%トレースすることは、おそらく難しいです。
それを意識し過ぎれば、“自由な時間”に制約が生まれ、本来のセミリタイア生活とはズレてしまいます。

現時点では、具体的な“解決策”を示すことはできません。
また、あと15年という時間の中で、夫婦の価値観や生活スタイルが変化することも考えられます。

そのため今回は、セミリタイア後に起こりうるリスクの把握にとどめておきます。

まとめ

セミリタイアについては、計画や数字だけで判断できる部分は多くあります。
しかし、家族を伴う選択となれば、すべてを自分ひとりで判断することはできません。

セミリタイア計画を進めていくうえで、何より意識しておきたいのは、自分本位の判断にならないことです。

今回整理してみたように、セミリタイア後の生活には、日々の細かな摩擦や、価値観のすり合わせが必要になる可能性があります。
それらは“合理性”だけでは片づけられない領域であり、しっかりコミュニケーションをとる必要がある、と改めて感じました。

まずは対話ができる下地を整えておくことが、今のタイミングで行えるKY活動としての第一歩なのだと思います。

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