月次報告の指標を見直す

セミリタイア計画

月次報告を始めてみて、まだ二回ではあるものの、どうも“見たい数字とは少し違う”という違和感があります。

毎月の総資産をもとに達成率を出してみたものの、生活費として動く現金まで含めてしまっていたため、現在の進捗が計画通りなのか、上振れなのか、下振れなのか──本当に知りたい“計画の進み具合”が見えにくくなっていました。

特に、円とユーロの現金残高は、生活の事情によって大きく揺れ動きます。
これらは本来、セミリタイアの資産とは切り離して扱うべきもので、同じ指標の中に入れてしまうと数字が落ち着きません。

そこで今回は、月次報告の指標を、セミリタイア計画の“本当の進捗”が見える形に整えるために、どこを基準に置くべきなのかを、あらためて整理してみようと思います。

生活資金とセミリタイア資産を切り分ける

当たり前のことではあるのですが、見落としていました。
駐在中の現金資産は、あらためて整理すると次のようになります。

日本側の銀行預金は、必要に応じて送金しながら調整しているため、月末の残高は20〜50万円の間で揺れています。
一方でオランダの口座は、月末時点で1000〜2000ユーロの残高となっていますが、少し心もとないため、今後は3000〜4000ユーロ程度を維持できるように調整していきたいと考えています。
そして、この日本とオランダの現金については、帰国後の生活費として使われるものです。

つまり本来、セミリタイア計画の進捗を見る指標とは切り離すべきであり、計画の“核”として見るべきなのは、運用している資産であるWise Stocksということになります。

駐在中の目標金額と、Wise Stocksによる達成率

駐在期間はまだ確定していませんが、もっとも長く駐在した場合をひとつの前提として、その時点での目標金額を設定しています。
40歳時点で資産1,000万円というマイルストーンを置いたうえで、帰国後の生活準備費用をざっくり考慮すると、駐在期間最大時の目標金額は 47,000ユーロ(≒800万円)がひとつの目安になります。

そして、達成率を見るときの中心に据えるのは、Wise Stocks の残高です。
これは日々の生活費の影響を受けず、純粋に“セミリタイアのために積み上がっていく資産”そのものだからです。

この基準で10月と11月の達成率を再計算してみると、

10月:27.7%
11月:28.7%

となり、総資産ベースでは見えにくかった計画の進行状況が、すっと把握しやすくなりました。

達成率が増えていく動きが見えると、日々の積み立てがどんなふうに計画へ寄与しているのかが実感でき、モチベーションも保ちやすくなります。

理論値(年率5%)との比較で見る現在地

達成率をより立体的に把握するためには、目標金額に対して「どれくらい積み上がっているか」を見るだけでなく、想定している運用ペースと比べてどうかを確認する視点も必要だと感じています。

駐在中のWise Stocksの運用は、年率5%を前提として計画を立てています。
この前提に沿って、駐在期間最大時の目標金額である47,000ユーロに向けて、「今はどのあたりに位置しているのか」を確認することが、現在地を把握する上での一つの指標になります。

理論上の到達ラインと比べると、11月末時点では80.6%という結果になりました。
目標金額をやや高めに設定していることや、月500ユーロという積立額だけでは到達が難しい点もあり、理論値に対しては低めの数値になっています。

ただ、ここまでの2年間の実績は、年率5%の想定を上回るペースで推移しています。
今後、積立額を徐々に増やしていければ、理論値に近づく余地は十分にあるはずです。

まとめ

月次報告を続ける中で、生活資金とセミリタイア資産を同じ指標で見ていたことが、数字の分かりにくさにつながっていました。

Wise Stocks を中心に進捗を見る方法に切り替え、さらに理論値との比較を加えることで、今の立ち位置がより正確に把握できるようになっていくと思います。

これからも、シンプルでぶれにくい指標を使いながら、計画の進み具合を見つめていきたいと思います。

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