制約の中で楽しむ、私の趣味の話

考え方・背景

趣味について考えてみると、その人の価値観が意外とよく表れるものだと思います。
私の場合も、何を選び、どう楽しんでいるかを振り返ると、普段の考え方と重なる部分が多いように感じています。

ここでは、そんな私の趣味のひとつについて、あまり構えずに書いてみたいと思います。

再び夢中になった、ミニ四駆という趣味

私の趣味のひとつに、ミニ四駆があります。
長年続けてきたというよりは、息子の成長に合わせて再び触れるようになり、気づけば自分のほうが夢中になっている、という表現のほうが近いかもしれません。

子どものころにもミニ四駆で遊んでいましたが、当時は知識や技術も限られていて、思うように試せなかったことが多くありました。
いまは大人になり、情報や道具も揃う中で、あの頃やりきれなかったことを一つずつ試しながら楽しんでいる感覚があります。
もっとも、欧州では手に入りにくいため、現在は少し休止している状態です。

新しい知識を加えつつ、過去の延長線をなぞるだけではなく、いまの自分なりの楽しみ方を見つけています。
そんな形で、ミニ四駆との付き合いが続いています。

好きなのは「クルマ」よりも、メカニックな試行錯誤

ミニ四駆というと、クルマが好きなのだろうと思われることがあります。
けれど、私自身はクルマそのものに強いこだわりがあるわけではなく、関心はどちらかといえばメカニックな部分に向いています。

仕組みを理解し、どうすれば動きが変わるのかを考え、仮説を立てて試してみる。
そうした試行錯誤の過程そのものが楽しく、ミニ四駆はその入り口として、とても相性が良いと感じています。

同じ「クルマ型のおもちゃ」として、ラジコンのほうが向いているのでは、と思われることもあります。
このあと少し、その違いについて触れてみたいと思います。

ラジコンとミニ四駆、その違いと自分の好み

確かにラジコンは、平らなフィールドを自由に走らせることができ、自分の操作によって挙動をコントロールできます。
その分、遊びの自由度は高く、完成度を追い求める楽しさもあります。

一方で、ミニ四駆はまったく違った特徴を持っています。
壁のあるコースに沿ってしか走れず、操作といえば電源のオンとオフだけ。
自由度は低く見えますが、その制約こそが、この趣味の面白さでもあります。

私の好みとしては、一定の制約の中で条件を揃え、あれこれ試行錯誤していくことに強い楽しさを感じます。
ラジコンでも同じようなことはできますが、パラメータがあまりにも多く、どうしても時間も思考も追いつきません。

ミニ四駆は、制約がはっきりしている分、試すべきポイントが絞られます。
しかも比較的安価なので、失敗を恐れずにさまざまなトライができる点も、自分の性格に合っているように思います。

制約があるからこそ、長く・深く楽しめる

ミニ四駆の面白さは、自由度の低さと引き換えに、考える余地がしっかり残されている点にあるように感じています。
一定の制約があるからこそ、条件を揃え、仮説を立て、試し、また考える、という循環が生まれます。

一つの答えにたどり着くまでには、想像以上に時間がかかります。
そのため、やることが尽きる感覚はなく、むしろ試行錯誤そのものを楽しめているため、結果としてとてもコストパフォーマンスの良い趣味だと感じています。

こうした「制約の中で楽しむ」という感覚は、他の趣味にも共通しています。
例えばキャンプも、不便すぎず、かといって便利すぎない環境の中で、自分なりの工夫や判断を重ねていく点に面白さがあります。

テントはこちらに持ってきているものの、まだ実際には使えていません。
駐在中に一度でもこちらでキャンプに挑戦できたら、また違った制約の中で、新しい楽しみ方が見えてくるのではないかと思っています。

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