振り返ってみると、私のこれまでの人生は、大きく崩れることなく進んできました。
特別な成功があったわけではありませんが、
進学、就職、結婚、子育て、駐在――
その都度、選択を重ねながら前に進んできたように思います。
私の中には、どこかで
「なんだかんだ上手く行く」という感覚があります。
これはただの楽観なのでしょうか。
それとも、何か理由があるのでしょうか。
これまでの“なんだかんだ”を振り返る
思い返せば、進学も、就職も、その時点で選べる選択肢の中から、自分なりに納得できる方向を選んできました。
結婚や子育ても同じです。
勢いだけで決めたというよりは、その時々の状況を見ながら、前に進んできた感覚があります。
駐在も、突然の飛躍というよりは、これまで積み重ねてきた延長線上にありました。
特別大きな不安や失敗を抱えることなく、ここまでやってこられました。
それが結果として、「なんだかんだ上手く行く」という感覚につながっているのかもしれません。
なぜ上手く行ってきたのかを考える
では、なぜ実際に上手く行ってきたのでしょうか。
改めて整理してみると、いくつか共通点がありそうです。
ひとつは、大きな賭けをしてこなかったことです。
状況を一変させるような勝負に出るよりも、今ある選択肢の中で最善と思われる道を選んできました。
もうひとつは、致命的なリスクを避けてきたことです。
多少遠回りになったとしても、取り返しがつかなくなる可能性がある選択は避けてきました。
そして、ひとつの可能性に依存しすぎないこと。
進学も仕事も、常に複数の選択肢を意識しながら進めてきました。
「成功を狙ってきた」というよりも、
「破綻しない状態で最適解を積み重ねてきた」と言ったほうが近いでしょうか。
その結果として、大きなつまずきなく、なんだかんだ上手く行ったのではないかと思います。
このスタンスは、これからも通用するのか
ここまで振り返ってみると、私の「なんだかんだ上手く行く」は、偶然だけではなさそうです。
大きな賭けをせず、
致命的なリスクを避け、
複数の選択肢を持ちながら進んできたこと。
そういった思考パターンが、大枠で見て上手く行く状態をつくってきたのだと思います。
「悪い方向には行かなかった」というのが、より正確な表現かもしれません。
ただ、ここで一つ考えておきたいことがあります。
これまで通用してきたこのスタンスは、これからも同じように通用するのでしょうか。
年齢も立場も環境も、少しずつ変わっていきます。
責任の重さも、選択の影響範囲も、広がっていきます。
「破綻しないことを優先する」という姿勢は、これからも有効なのでしょうか。
それとも、どこかで戦略を変える必要があるのでしょうか。
その点については、もう少し掘り下げてみたいと思います。

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