インド駐在、単身赴任で行くこととなりました | 50歳セミリタイアを志向する轍録(わだちろく)

インド駐在、単身赴任で行くこととなりました

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インド駐在について、最終的に単身赴任で行くこととしました。

以前の記事でも触れていた通り、我が家ではインドへのスライド異動について、家族で色々と話し合いを続けていました。
その中で、帯同か単身かについてもかなり悩みましたが、最終的には単身赴任という形を選ぶことにしました。

今回の判断については、正直かなり色々と思う部分もあります。
ただ、自分としては、サラリーマンという立場の中でどう折り合いをつけるかを考えた結果だったようにも感じています。

今回は単身赴任に至った背景や、その時に考えたことを記録として整理しておこうと思います。

家族は、インド帯同へ前向きになっていた 

インドへの異動の話については、家族にも先月には共有していました。

当然ながら、子どもたちにとってインドは未知の環境です。
最初の頃は、「日本へ帰りたい」という気持ちが強かったように思います。

ただ、その後は家族でも色々とインドについて調べるようになりました。

生活環境や学校、食事、気候、安全面など、良い部分もリスクも含めて少しずつ情報を集めていく中で、徐々にイメージが具体化していきました。

もちろん不安が完全に無くなったわけではありません。
それでも、「せっかくなら挑戦してみたい」「実際に生活してみたい」という気持ちが少しずつ強くなっていったように感じています。

特に子どもたちは、新しい国での生活そのものに興味を持ち始めており、直近ではかなり前向きに捉えてくれていました。

そのため、家族帯同については、我が家の中ではほぼ気持ちが固まりつつある状態だったと思います。

会社側との温度差を感じた 

そうした背景もあり、私は会社側に対して、家族帯同で赴任したいという希望を伝えました。

ただ、その際に返ってきたのは、私としては少し想定外の反応でした。

会社側としては、「インド赴任は単身を前提として考えていた」という説明でした。

理由としては、過去のインド駐在経験者の意見なども踏まえ、会社全体として「家族帯同はリスクが高く、推奨できない」という考えになっている、とのことでした。

もちろん、その説明自体に全く筋が通っていないとは思っていません。
実際、インド駐在には日本やオランダとは異なる難しさがあるのも事実なのだと思います。

ただ一方で、現地には夫婦帯同で駐在されている方もいますし、最近帰任された方も、お子さんを含めた家族帯同で赴任されていました。

また、ここには書けない細かな事情についても説明を受けましたが、正直なところ、私自身はそこまで納得感を持てたわけではありませんでした。

特に、「単身前提」という話が、このタイミングで出てきたことについては、少し後付けのようにも感じました。

会社側にも色々な事情や考えがあるのだと思います。
ただ今回については、会社側と私との間で、少し温度差があったように感じています。

私は「受け入れる」を選んだ 

最終的には、家族とも相談した上で、単身赴任という形を選ぶことにしました。

子どもたちは、インドでの生活をかなり具体的にイメージし始めていました。
「住む街の様子はこうらしい」「こういう食べ物があるみたい」と話しながら、少しずつ楽しみにしてくれていたように思います。

だからこそ、その期待を結果的に崩してしまったことについては、親として本当に申し訳なく感じました。

それでも単身赴任を選んだ理由は、会社側の空気感を押し切ってまで、自分の希望を通すことのデメリットが大きいと感じたためです。

現在もそうですが、子どもの体調不良や学校対応などが必要な際には、有給休暇などを利用しながら対応しています。
もちろん、業務へ支障が出ないように調整しながら、制度や権利の範囲内で対応しています。

ただ、仮にインド赴任後に同じような対応をしたとしても、「家族帯同で行ったからだ」という見方をされる可能性は、どうしてもあるように思いました。

私自身は、以前からセミリタイアも視野に入れているため、多少の批判であればある程度割り切ることもできます。

ただ、家族は違います。

家族としては、「少しでも支えたい」「一緒に過ごす時間を確保したい」という前向きな気持ちで帯同を考えてくれていました。

それにも関わらず、会社側の空気感によって、不必要なストレスや気遣いを感じさせてしまう。
私は、その状況は避けたいと思いました。

また、会社側が明確に「単身で行ってほしい」と直接決定したわけではありません。
ただ、現在の制度上それを明言できないだけで、実質的には単身を希望している意図は十分伝わってきました。

そして私は、そうした空気感も含めて、ある程度受け入れることが、サラリーマンという立場の暗黙の前提なのだろう、と考えました。

ネガティブな感情には区切りをつけたい 

もちろん、今回の件について、完全に納得し切れているわけではありません。

単身前提という条件をあらかじめ提示しておいてくれていれば、家族帯同という選択肢をもっと前向きに検討してもらえたら、と感じる部分は今でもありますし、子どもたちに申し訳なさを感じる気持ちも残っています。

ただ一方で、今回の件を通して、私の中ではある意味で吹っ切れた部分もありました。

少なくとも、「会社側に後ろ髪を引かれるような感覚」は、かなり薄くなったように思います。

もちろん、だからといって会社を嫌いになったわけではありません。
ただ、会社には会社の考え方があり、個人には個人の人生がある。
その距離感を、以前より少し冷静に見られるようになった気がしています。

また、私個人としては、インド駐在そのものについては比較的楽しみに感じています。

自分のやりたいことを、どう現地で進めていくのか。
比較的過酷とも言われる環境の中で、自分の適応力がどこまで通用するのか。

そうした部分には、純粋に興味があります。

また、資産形成という面でも、日本へ帰国するケースと比較すると、我が家にとっては一定のプラスになる可能性があります。

もちろん簡単な環境ではないと思いますが、今回の件については、ある程度自分の中で整理をつけて、前に進んでいきたいと思っています。

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