メンタルを維持する方法を考える:KY活動 #4 | 50歳セミリタイアを志向する轍録(わだちろく)

メンタルを維持する方法を考える:KY活動 #4

セミリタイア計画

セミリタイアを考えるとき、どうしてもお金や制度、数字の話が中心になります。
けれど、一度崩れてしまうと取り返しがつきにくいのは、心のほうだと思います。

私が想像できる考えは、実際に経験をされた方からすれば、見当違いに映るかもしれません。

それでも、何もしないよりは良い。
そのくらいの控えめなスタンスで、いまの自分にできることを考えてみたいと思います。

自分も例外ではないと認める

業務中の怪我などもそうですが、実際に経験した人でないとわからないことは多いと思います。
それでも、本当に怪我をするわけにはいきません。

精神的な不調は周りから見えにくいですし、実際に社内にもメンタル不調になっている方が何人もいます。
実際の災害は詳細な報告や対策が共有されますが、メンタルに関してはプライバシーの問題もあり、共有されることはほとんどありません。

自分がメンタル不調と無縁の存在かと言われると、そうは思っていません。
が、正直に言うと、入社して数年くらいまでは「自分は大丈夫だ」と思っていました。
今はその考えは変わっています。

かつて業務が立て込んだ時期、自分でも初めての感覚を覚えたことがありました。
軽度ではあったと思いますが、めまいがして、何も考えられなくなり、すべての気力が抜けてしまうような感覚でした。

しばらくして普段の状態に戻ることができたので、大きな問題にはなりませんでした。
ただ、そのとき感じた違和感は、決して他人事ではありませんでした。
あの時の感覚は、今でもはっきりと覚えています。

環境や負荷が重なれば、自分も例外ではない。
その前提に立つことが、今回の出発点です。

危険予知としてのメンタル管理

仕事では、事故や不具合を未然に防ぐためにKY活動を行います。
どこにリスクがあるのか、どんな条件が重なると危険なのかを、事前に想定します。

では、自分の心についてはどうでしょうか。

過去の経験を振り返ると、忙しくなる時期、評価や環境の変化が絡むタイミング、将来への不安が強まる局面は注意すべきだと感じます。
負荷が高まりやすい場面には、ある程度の傾向があるようにも思います。

これまでは、「気合いで乗り切る」「まだ大丈夫」と先送りしてしまいがちだったかもしれません。

明確な対策と呼べるものはないかもしれません。
それでも、負荷が重なりそうな時期をあらかじめ意識しておいたり、そのような状況を精神的にどういなすかを想像しておくことには、多少の効果があるのではないかと思います。

その上で、何ができるのか

では、その前提に立ったうえで、自分に何ができるでしょうか。
効果的な方法があるわけではありませんが、いくつか意識しておきたいことはあります。

ひとつは、下手に踏ん張らないこと。
私の目指すのは、セミリタイアの先にある自由な人生です。
何も、いま目の前の局面を確実に乗り切ることが必須条件ではありません。
区切りごとに自分の立ち位置を客観視しておくことで、過度に踏ん張ってしまうことを避けられないかと考えています。

もうひとつは、カッコつけないこと。
苦しい場面でも見栄を張り、弱みを見せないという姿勢は手放しておきたい。
困ったときは素直に妻に相談しながら、解決策を探っていければと思います。

何かと戦っているわけではありません。
最後に自分と家族が笑っていられれば、それで十分です。

そして、思考を外に出すこと。
妻への相談もそうですが、頭の中で循環させ続けるのではなく、書き出す、言語化する。
自分の状態を客観視する習慣は、小さな違和感に気づくきっかけになると思います。

どれも決定打ではありません。
精神的な不調のはじまりや最中には、そんな余裕もないかもしれません。

それでも、「何もしていない状態」よりは良いはずです。
病まない自信を持つのではなく、病む可能性を前提に、少しだけ備えておく。
その姿勢自体が、ひとつのメンタル維持策になると信じておきます。

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