駐在時のボーナス事情 | 50歳セミリタイアを志向する轍録(わだちろく)

駐在時のボーナス事情

資産形成

世間一般ではそろそろボーナスの時期を迎えます。
私の勤める会社でも、決して多くはありませんが、支給される予定です。
やはり「ある」というだけで嬉しくなるものですが、現在の海外駐在においては少し事情が異なるため、その嬉しさが半減(?)してしまう事情があります。

今回は、オランダ駐在時の給与・ボーナスの事情について記録しておきます。

オランダ駐在時の少し特殊なボーナス事情 

海外駐在中の給与システムは少し特殊で、年度初めにその年の「年間総支給額」が円建てで決定されます。
そのため、現地通貨でいくら受け取ろうが、最終的な年収の枠が変わるわけではありません。

ことオランダにおいては、「夏季休暇ボーナス(ホリデーアローワンス)」という制度があります。
これは会社が毎月の月給の約8%に相当する額を積み立てておき、5月や6月といった夏季休暇シーズン前に一括して支給するというものです。

当然、現地で働く我々駐在員にもこの夏季給与は支給されるのですが、先述の通り「年間の総支給額」があらかじめ固定されているため、実質的なありがたみを感じることができません。

なぜなら、ここで受け取った上乗せ分は、最終的に12月の冬のボーナスのタイミングで差し引かれ、帳尻を合わせる形で清算しなければならないからです。

言ってみれば「冬のボーナスの先取り」のような状態なのですが、そもそも月々の給与明細の支給額でもすでにマイナス計上となっているため、その分だけでも先取りが発生しています。

結果として、このオランダの夏季休暇ボーナスは、一時的に銀行口座の数字が増えたように見えても、12月になれば会社への送金や清算という形で消えていくだけのもの、ということになってしまうのです。

日本側の夏季ボーナスと今後の活用 

一方で、日本側の夏季ボーナスについては、今週の金曜日に支給される予定となっています。
2025年12月~2026年5月までの、毎月のマイナス計上分の清算があるため、額面通りとはいきませんが、夏季に関しては多少なりともプラスの状態で受け取れる見込みです。

また、年間総支給額があらかじめ固定されているという仕組み上、この夏のボーナスを受け取り、夏季休暇ボーナスと合わせると、「冬のボーナス」も同時に受け取ってしまっている状態になります。

一見すると複雑でありがたみを感じにくい仕組みではありますが、見方を変えれば、本来なら年末まで受け取れないはずのお金が、一足早く手元に巡ってきている状態ととらえることもできます。

先取り分をコントロールして資産形成へ 

最終的な年間の清算タイミングで「右から左へ」と動く分のお金については、別枠で管理しておく必要があります。

しかし、少しでも先取りできている原資があるのであれば、それをただ眠らせておくのはもったいないと感じます。
手元にある期間を無駄にせず、有意義に活用していきたいところです。

ただ、Wise Stocksの保有に関して調べたところ、日本やインドに出国後は対象国から外れるため利用できないようです。
また日本においては、Wiseアカウントの全通貨合計保有額が、原則100万円までという制限もあるため、帰国する前に対応しておいたほうが良さそうです。

残り5か月ほどですが、少ない資産を少しでも活用できないものかと悩ましいです。

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