インド駐在のネガティブなイメージ – 赴任前編 – | 50歳セミリタイアを志向する轍録(わだちろく)

インド駐在のネガティブなイメージ – 赴任前編 –

記録・雑記

前回はインド赴任を前に抱いているポジティブなイメージを整理しましたが、物事には当然、表と裏があります。


今回はその対極として、現時点で想定しているネガティブなイメージや懸念について書き残しておこうと思います。

出張として短期滞在するのと、生活の拠点として腰を据えるのとでは、見えてくる現実に大きなギャップがあるはずです。

ある程度の厳しさはあらかじめ覚悟の上ですが、現時点でのリアルな警戒心を記録しておきます。

生活編

生活面においてまず気になるのは、出張ベースの短期滞在と、実際に腰を据える生活ベースとの間にどれほどのギャップがあるかという点です。

特に夏場の気温については、経験者から「暑い時期に外に出ると、常にドライヤーの温風を浴びているような状態」と聞いています。
過去に夏場の出張経験はありますが、ピーク時の過酷さは未経験です。
私自身、正直に言えば日差しにはやや弱いタイプでもあるため、現地の環境に身体が慣れるまではそれなりに大変だろうと予想しています。

次に懸念しているのが大気汚染です。
事前に写真などで確認した限りですが、冬場の大気汚染は異常とも言えるレベルで、10メートル先すら見えなくなっています。
これがマスクや空気清浄機でどれくらいしのげるものなのか、あるいは単なる気休めにしかならないのかは、実際に生活してみないと分からない不安要素です。

さらに、雨の多い時期には道路が冠水することもあるようです。
インフラ面も含め、なんだかんだで「毎日がサバイバルになる」という想定と覚悟を持って向かうのが現実的だと考えています。

健康編

健康管理の面については、短期の出張時とは異なり、長期の生活となればいくつかの衛生リスクは避けて通れないと覚悟しています。

まず、お腹は確実に壊すものと考えています。
過去の出張ベースでは幸運にも特に問題なく過ごすことができましたが、さすがに数年単位の長期滞在となれば、一度もトラブルなしで乗り切るのは難しいはずです。

また、蚊を媒介して感染するデング熱への警戒も欠かせません。
過去に駐在していた身近な人の中にも実際に罹患した方がいるため、しっかりとした対策が必要です。
ただ、日々の「生活ベース」の暮らしの中で常に過度な緊張感を保ち続けるのは難しいため、いかに無意識のレベルで虫除けなどの対策を習慣化できるかが課題だと考えています。

さらに、野良犬による狂犬病リスクも頭に入れておく必要があります。
基本的には、不用意にしっぽを踏んだり刺激したりしない限りは問題ないはずですが、現地では犬だけでなくサルなども出没すると、現駐在員から教えられました。
サルの場合は犬と違って向こうから向かってくる可能性も高いため、より注意深く行動するつもりです。

仕事編

仕事の面においては、会社としても私の職種でインドへ駐在員を送り出すのは初めての試みとなります。

前例がないという点では、ある種の気楽さがあるのも事実ですが、周囲からの見えない期待によるプレッシャーがゼロというわけでもありません。

とはいえ、今現在における会社への忠誠心は、お世辞にも高いとは言えない状態です。
過度な期待や組織の枠にとらわれすぎるのではなく、現地では自分が「やりたい」と思うことを、やりたいだけ実直にぶつけてこようと思っています。

その結果として、最終的に会社側にも何らかのメリットや成果が残ればそれで十分ではないか、というくらいの割り切ったスタンスで臨むつもりです。

まとめ

会社側の言葉をそのまま信用するならば、今回のインド駐在の期間は「2年」と決まっています。

2年という月日は、文字で見れば決して短くはない期間に思えます。
しかし、オランダ駐在時の生活を思い返してみると、過ぎ去ってみればあっという間だったという感覚もあります。
おそらく今回のインド生活も、同じように密度の濃い、スピード感のあるものになるのではないかと予感しています。

毎日のサバイバルを覚悟しつつも、時には一時帰国でのリフレッシュもうまく挟みながら、集中して乗り切りたいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました