先日、自宅のインターネットが突然使えなくなるというトラブルに見舞われました。
自分でできる範囲の確認として、電波障害の有無のチェックやモデム類の再起動を試し、数日間ほど様子を見てみましたが、自力での復旧は難しいという結論に至りました。
オランダでの駐在期間も残り2か月ほどというタイミングだったこともあり、思い切って自宅の固定回線は解約し、プリペイドタイプのSIMで残りの期間を代用することにしました。
予期せぬトラブルではありましたが、結果として帰国に向けた契約解除の手続きをひとつ早めに済ませることができたのは、怪我の光明だったかなと感じています。
プリペイドSIM化によるデータの可視化とテザリングの限界
プリペイドSIMでの運用に切り替えたことで、データ使用量が可視化されました。
動画の視聴やちょっとしたゲームアプリ、SNSの閲覧など、自分自身が想像していた以上にデータを消費していたのだと改めて再認識させられました。
もちろん過度に制限しすぎてストレスを溜めては意味がありませんので、上手くコントロールしながら残りの期間を乗り切りたいと考えています。
また、この機会に日本帰国後の自宅ネット環境についても思いを巡らせましたが、スマートフォンを介したテザリングという選択肢は外れることになりました。
出張先などで最低限使用する分には非常に便利ですが、自宅でパソコンを使った作業をするには動作が重く、ストレスを感じてしまうためです。
日本での選択肢としては、光回線を再契約するか、モバイルWi-Fiルーターを契約するかのどちらかになりそうです。
このあたりは帰国後に実施されているキャンペーンなどを比較しながら検討していくつもりです。
制約が生んだ「アナログな時間」の豊かさ
今回のトラブルを通して改めて感じたのは、現代の日常においてインターネットは切っても切り離せない存在であるということです。
短時間で必要な情報を集めたり、手軽な娯楽として楽しんだりする上では非常に効率的で便利であることは間違いありません。
しかし、そのネット環境に制約が生じたことで、思いがけない生活の変化が生まれました。
自宅でのネット利用が限られるようになってから、妻は普段より本を読んだり数独を楽しんだりする時間が増えました。
これは単に「ネットが使えなくなって不便になった」というネガティブな現象ではなく、結果として「新しい時間の使い方の選択肢が増えた」というポジティブな変化のように感じられました。
便利なツールから少し距離を置いたことで、かえって時間を有意義に使っているようにも見えました。
セミリタイア後に目指したいデジタルとアナログの調和
もし将来、セミリタイアを果たして自由に使える時間がもっと増えたとき、自分はどのように時間を使いたいのか。
今回の出来事は、そんな未来のライフスタイルをイメージする良いきっかけになりました。
せっかく自由な時間を得たとしても、ただスマートフォンの画面を眺めてネットの波に流されるだけの生活になってしまっては、本当の意味で心豊かな時間とは言えない気がします。
インターネットの効率性や便利さは上手に享受しつつも、それに満足しきってしまうのではなく、読書や手作業といったアナログな時間をあえてじっくりと堪能する。
そうしたメリハリのある暮らしこそが、生活の満足度を高めてくれるはずです。
思えば、日本でミニ四駆に没頭していた時は、インターネットで情報収集しながら、それを基に実際に手を動かしてマシンを仕上げていくということをしていました。
それはある意味、デジタルとアナログのハイブリットな時間と言えるように思えます。
駐在中はまだまだデジタルを利用する頻度が高くなってしまうとは思いますが、便利なものだけに依存しない適度な距離感を保ちながら、アナログならではの豊かな時間を楽しめるような生活を目指していきたいと思います。
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