先月から続いていた怒涛の出張ラッシュも、いよいよ今回の訪問で最終章を迎えます。
現在は、北欧のスウェーデンに来ています。
今回は日本からの出張者と同行しており、現地の販売店スタッフや顧客との打ち合わせ、そして雑談のサポートを私が行っています。
そのやり取りを進めていく中で、ふと「あれ、自分自身が想像していた以上に英語で会話ができるようになっているな」と自覚する瞬間がありました。
今回は、そんな駐在生活を通じた自身の変化について、少し記録を残しておこうと思います。
「かつての自分」と「今の自分」
今週の出張では、日本からの出張者と行動を共にしながら、普段の出張対応に加えて、通訳を含めたコミュニケーションのサポートを行っています。
同行している出張者も、ある程度の語学研修などは受けてきているため、相手の言う英語を多少は理解することができます。
それでも、いざ自分が思ったことや伝えたいことをその場でパッと英語にするのは難しいようで、適時私が間に入って通訳をしながら、業務のやり取りや雑談を進めています。
そうしてサポートをしているうちに、自分でも気づかないうちに英語での会話がスムーズに回せるようになっていることに気づきました。
また、一生懸命に自分の言葉でコミュニケーションを取ろうと頑張っている出張者の様子を見ていると、かつて同じような状況だった頃の自分を思い出しました。
日本にいながら英語で会話をする機会というのは、なかなか得られないものです。
オランダに駐在し、欧州のさまざまな国を出張で飛び回る中で、なんだかんだ自分も鍛えられ、成長してきたのだなと、今置かれている環境のありがたさを改めて実感しています。
英語ができるということ:直訳ではなく「伝わる表現」への変換力
自分が以前より英語を話せるようになったと感じたのは、単純に「難しい単語や豊富な語彙を覚えたから」ではありません。
それよりも、「日本語で伝えたいことの核心を、自分の持っている語彙を使ってどう英語らしい表現に変換できるか」ということを、頭の中で自然に考えていたことです。
やり取りの中で、出張者から「こういう内容を伝えたい」と頼まれることが多いのですが、日本語の表現をそのまま直訳しようとすると、大抵は翻訳が難しかったり、言葉に詰まったりしてしまいます。
しかし今の私は、伝えたい内容を聞いたときに、自然と自分の使える言葉の引き出しを活用し、分かりやすい表現に落とし込んで説明できていることに気づきました。
「英語が使える」というのは、まさにこういう感覚のことを言うのだろうと、改めて実感させられたのです。
例えば、出張者が現地の人に「明日は何時に出発ですか?」と聞きたかったとします。
これをGoogle翻訳にそのままかけると、”What time are we leaving tomorrow?” という英文が出てきます。
もちろんこれでも通じますが、私の英語力で確実にかつスムーズにテンポよくやり取りを回すためには、できるだけ短い文章で、かつ自分にとって発音しやすい単語を選ぶ工夫が必要です。
この質問であれば、私は”When will we start?” というシンプルな表現に変換して尋ねます。
実際のビジネスや雑談はここまで単純なケースばかりではありませんが、こうした「会話の流れや伝わりやすさを意識した言い換え」ができるようになったことで、以前と比べて相対的に英語でのコミュニケーションがこなせるようになっているのだと感じました。
現実と今後
もちろん、自分の英語力を自慢したいわけでも、自信に満ち溢れているわけでもありません。
他の駐在員と比べたら、私の語学力はまだまだ残念なレベルだという自覚はあります。
それでも、かつては言葉に詰まっていた自分が、ビジネスや日常の現場で最低限の会話をしっかりとこなせるようになったということは、純粋に嬉しく思います。
オランダ駐在を経て、英語を日常的に使う環境に身を置き、こうして欧州各国へ出張を重ねてきたからこそ得られた、確かな変化です。
残された駐在期間は限られていますが、この環境が与えてくれる貴重な機会の一つひとつを、最後まで楽しみながら大切に過ごしていきたいと思います。
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