海外在住でも、日本の選挙に参加することができます。
日本大使館に赴けば投票が可能で、今回の衆議院選挙では、オランダでは1月28日(水)から2月1日(日)までが投票期間でした。
先週は仕事でチェコに出張していたため、帰国後の週末に大使館へ足を運び、投票を行ってきました。
選挙といえば思い出す、英語の試験
選挙という言葉を聞くと、私は大学入試の英語の試験で読んだ文章を思い出します。
内容は、「自分の一票が選挙結果に与える影響は、ごく限られた状況にしか存在しない」というものでした。
具体的には、候補者の得票が拮抗し、自分を除いたすべての票が同数になった場合にのみ、その一票が結果を左右する、という論調です。
そのような状況は極めてまれであり、だから選挙に参加しなくても問題はない、という結論でした。
当時は試験問題として特に違和感を持たずに読んでいましたが、今でも内容をはっきり覚えているくらい、印象には残っています。
あらためて考えてみると、なかなか問題になりそうな文章だったなと思います。
それでも一票には価値があると思っている
先ほどの試験問題は、投票率が高い社会を前提にした話ではないかと、今では感じています。
多くの人が当たり前のように投票に参加している状況であれば、確かに一票の影響は比較的小さくなるかもしれません。
一方で、昨今の日本の投票率は決して高いとは言えません。
もし、これまで投票に行っていなかった層の票が10%、20%と動いたとすれば、選挙結果に与える影響は無視できないものになります。
その結果を生み出しているのは、特別な誰かの一票ではなく、一人一人の投票の積み重ねです。
一票一票は微力でも、集まれば無力ではない。
私はそう考えています。
セミリタイア目線で、選挙に期待していること
選挙結果は、少なからずセミリタイアまでの道筋にも影響すると考えています。
ここでは、あくまで私自身の立場から、今回の選挙に対して期待している点を整理してみます。
まずは、積極財政と経済成長です。
日本のGDPが増加し、経済全体が成長すれば、手取りが増える方向に進みやすくなります。
そうなれば、資産形成の立ち回りもしやすくなり、セミリタイアまでの計画を描きやすくなると考えています。
また、経済成長に合わせてインフレが進めば、既存の住宅ローンは相対的に軽くことにもなります。
子育て支援も重要な要素です。
私の場合、家族を持った状態でのセミリタイアを目指しているため、実効性のある子育て支援の充実は歓迎したいところです。
一方で、外国人労働者の受け入れについては慎重な立場です。
経済成長に貢献するハイスキル人材の受け入れは歓迎しますが、低賃金労働者を大量に受け入れる形には懸念があります。
現在住んでいる欧州の状況を見ていても、そのデメリットは明らかであり、日本人の賃金が上がりにくくなる要因にもなり得ると感じています。
日本が日本らしくあり続けるためにも、受け入れる労働力には期限を設け、一定のルールのもとで循環させる仕組みが望ましいのではないかと思います。
日本の文化や価値観を理解し、共感してくれる外国人を受け入れることと、単なる労働力としての受け入れは、分けて考える必要があると感じています。
だから私は、選挙に参加する
こうした理由から、私は選挙に参加しています。
選挙結果は、日々の生活だけでなく、将来の選択肢や、セミリタイアまでの道のりにも少なからず影響すると考えているからです。
一票で何かが劇的に変わるわけではありません。
それでも、その一票一票の積み重ねが、社会の方向性を形づくっていくのだと思います。
日本に住んでいれば、今週末まで投票が可能です。
自分の考えに近い政党や候補者を探し、一人でも多くの人に投票に行ってもらいたいと思います。
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